PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

犬用おやつのソフト系とハード系の使い分け

 

愛犬のおやつを選ぶとき、「ソフト系」おやつと「ハード系」おやつの2種類があり、どちらを選ぶべきか悩んでしまう事はありませんか? シニアだから食べやすいように「ソフト系」? あっという間に食べきってしまうから長持ちするように「ハード系」? いろいろと悩んでしまう愛犬のおやつ事情です。

 

 

しつけの面からみたおすすめは?

しつけ教室に参加する場合、大抵は「おやつを持参してください」と言われます。理由は、トレーニングのご褒美という意味あいもありますが、一番の理由は子犬に「良い」「悪い」をわかりやすく伝える為です。

 

まだまだ、やんちゃ盛りな子犬は、飼い主の声やサインをしっかりと判断し、自分のどの行動が正しかったのか、どの行動を誉めてもらったのかを、明確に理解する事が難しいものです。正しい行動ができた時に「おやつ」というご褒美がある事が、その点をすぐに、明確に理解しやすくなるので、しつけ教室では「おやつ」を活用しています。

 

また自宅でも何かと「しつけ」をする事でしょう。この場合もご褒美として「おやつ」を活用します。わざわざ、おやつを購入するのですから、できるだけ「効果のある」おやつを選びたいものです。犬の年齢にかかわらず、しつけの際に使用するおやつのおすすめは「ソフト系」です。人間が手で簡単にちぎれるもの、クッキーの様に砕ける物を選びましょう。

 

これは、犬がおやつをもらった時に、すぐに食べきり、口の中に残らない事がポイントです。おやつの風味はあるものの、口の中に残らないので、すぐに「おかわり」を期待します。「おかわり」をもらう為には、しつけのトレーニングを頑張らなければなりませんから、自然とトレーニングに集中するようになるのです。

 

この時の与えるおやつは、ちぎることができる物であれば、わずか数mmサイズにちぎり、クッキーであれば、粉末にした物を軽く舐める程度の量を1回分と考えておきましょう。お座りが出来たら、数mmのおやつを1つもらえるというように活用します。

 

 

コーギーの子犬

苦手克服には「ハード系」を

犬にはそれぞれ性格があり、中にはブラッシングが大嫌い、ドライヤーが嫌い、首輪にリードを付けられる事が嫌い、散歩から帰宅した時に足を拭かれる事が嫌いなどという事があるでしょう。この時、「嫌い」「嫌だ」と意思表示をし、暴れ逃げ回る犬を捕まえ、無理やり用を済ませても、日に日にその反抗はエスカレートし、最終的には噛みつかれるほどになる事も、珍しくありません。

 

そこで、少し方法を変えてみましょう。片手に「ささみジャーキー」や「アキレス」などのハード系のおやつを持ち、もう一方の手にブラシを持ってみてはどうでしょうか? 「ささみジャーキー」や「アキレス」などのハード系のおやつは、簡単には噛みちぎる事が出来ません。飼い主がおやつを、強く握っている以上は、その場から離れるわけにもいきません。この合間にブラッシングを済ませてしまうのです。

 

ハード系のおやつを噛んでいる最中に、ブラシを済ませる。噛みつこうとすれば、自然とおやつから口を離す事になるのですから、なかなか噛みつく事もできません。ハード系おやつをもらえるタイミングが、ブラッシングの合間だけと限定すれば「特別感のあるおやつ」にもなります。ハード系おやつは、食べる事に時間がかかる事を上手に生かすと、とても便利なアイテムになります。

 

 

このように、ハード系おやつとソフト系おやつを使い分けて、しつけのご褒美にし、おやつを有効的に使いましょう。もちろん、おやつもドッグフードと同じく、保存料や着色料などの、不要な添加物は使用されていないものが、好ましいでしょう。

 

 

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