食の見直しで体質から改善しよう。その症状(病気)ドッグフードが原因では?

ドッグフードを見て何か言いたそうな犬

毎日の食事で体質を改善

あなたの愛犬は健康ですか? 病気などの体調不良で悩んでいませんか? 犬も人と同じく、免疫力を高めることにより、自然治癒力を養うことで病気の予防や改善につながります。免疫力を高めるためには毎日の食事、主にドッグフードが重要な役割を果たします。ちょっと最近元気がないと感じたら、まずはドッグフードを見直すことで、体質の改善をしてあげましょう。

とあるペット保険会社が公開したデータによると、皮膚疾患に関する病気が保険請求の理由の上位を占めています。その中で最も多いと言われているのが「膿皮症」です。

膿皮症とは、皮膚に常在している細菌が異常に増殖し、皮膚に赤い発疹ができ、非常に強いかゆみを伴う病気です。症状が悪化すると、腫れたり膿が溜まります。また、ひどい痛みを伴い発熱する場合もあります。膿皮症自体が生死に関わる疾患ではありませんが、進行すると完治まで時間がかかります。一度発症すると再発する確率が高く、注意が必要です。
この病気は、体調不良により免疫力が下がっている時や、皮膚の抵抗力が低くなっているときに起こりやすいと言われています。病気の原因にはさまざまな要因が考えられます。

  1. CAUSE

    シャンプーが原因

    薬用シャンプーなど、洗浄力の強いシャンプーで洗っていませんか? 洗浄力の強いシャンプーは悪い菌とともに、良い役割を果たしている、必要な常在菌を殺してしまいます。そのため、バリア機能が低下し、別の細菌が繁殖してしまいます。 また、愛犬を清潔に保つために頻繁にシャンプーをしすぎていませんか? 匂いが気になるから…と言って、シャンプーをし過ぎると、皮膚の必要な皮脂まで落とし、皮膚が乾燥してしまいます。

    そうなると、愛犬の皮膚の免疫力を低下させ、こちらもバリア機能が低下するため細菌が侵入してしまいます。
    過度なシャンプーは犬の皮膚そのものを痛める恐れもあります。また、シャンプー後は自然乾燥ではなく、タオルドライをした後に、ドライヤーなどで根元からしっかり乾かしましょう。皮膚に湿気が残っていると、皮膚病を引き起こす原因となります。

  1. CAUSE

    細菌が入り
    二次的に膿皮症に

    アレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患がある場合、免疫力が低下した皮膚や傷口に細菌が入り、二次的に炎症が起こり膿皮症になることもあります。皮膚の状態が好ましくないと思った時は、掻いてしまわないように、靴下のような物で爪をカバーしたり、舐めないようにエリザベスカラーを付けるなどの対策をして、二次的な炎症が起こらないように注意してあげましょう。

  2. CAUSE

    ストレスによる
    免疫力の低下

    愛犬のストレス発散はできていますか? 免疫力はストレスと強い関連性があると言われています。ストレスが溜まることにより、免疫力が低下し、その結果、皮膚トラブルを起こしてしまっている犬も多く見られます。逆に言うと、精神的なストレスを発散させることで免疫力が上がります。愛犬にとってのストレスの一番の発散方法は、飼い主さんとの毎日のお散歩や、一緒に遊ぶことです。その時間は他では得られない喜びの時間なので、毎日欠かさず時間をとってあげましょう。

「人間は生まれながらにして100人の名医を持つ」

古代ギリシャの医聖ヒポクラテスが残した格言の1つで、100人の名医とは自然治癒力のことを言います。これは、犬にも同じことが言えます。愛犬の健康な体は免疫力、自然治癒力と密接な関係にあります。自然治癒力は100人の名医となり、免疫力は防衛の戦士なのです。

しかし、この100人の名医や防衛の戦士は愛犬の運動不足、ストレス、栄養の偏った食事や添加物だらけのドッグフードを食べ、健康に気を配らず過ごしていると、体の中から居なくなってしまいます。

薬を飲んだり投与すれば、不快な症状を一時的に抑えることはできますが、あくまで一時的なもので、病気を引き起こす体質は、改善されていないままです。もちろん、薬が命を救ってくれることもありますが、薬を使うことで逆に免疫力が下がり、同じ病気を繰り返してしまうこともあります。できることなら薬は極力使わず、100人の名医の力を信じ、日々の生活で免疫力を高めて、病気になりにくい体質を作っていくことが望ましいと言えるでしょう。

免疫力を高めるために、重要なのは毎日の食事です。犬の食事の管理は、飼い主さんにしかできません。毎日のドッグフードで食生活を改善し、病気になりにくい体質にすることが、飼い主さんに託されています。

免疫の7~8割は腸に依存

病気になりにくい体質に改善するには、腸内環境を整え、免疫力を強化することが重要です。そのために、毎日食べるドッグフードは、栄養バランスのとれた、胃腸にやさしい無添加のドッグフードがおすすめです。

犬に添加物は必要ありません。添加物は消化することができず、胃腸に負担がかかりストレスとなり、免疫力の低下につながります。また、ドッグフードは良質で安全な原材料を使用していることも大切です。犬にとって、最適な良質の動物性たんぱく質がしっかりと含まれているバランスの良い食事は、胃腸への負担もなく、免疫力を高めます。

便は健康のバロメーター

腸内環境が整っているかは、便の状態を見ればわかります。愛犬の便の状態を、日々把握してあげましょう。健康なときも調子が悪いときも、健康状態は一番に便に表れます。

便の何をチェックしたらいい?

ドッグフードを食べなくなった原因として、ドッグフードに飽きたから、ドッグフードが美味しくないから、食べなくなったと考えがちですが、フードストライキの原因は、実は、日々の生活にあるということが多くあります。その、原因になっている生活とは、どの様なことでしょう?

  1. 硬さ
    健康な便はつかんだ時に形が崩れない程度の硬さです。便を拾う時にトイレマットや地面に残らないことも1つの目安となります。
  2. 色と臭い
    標準の色はこげ茶です。メインで食べているドッグフードの肉の種類にもよりますが、あまりに黄色に近い色や明るすぎる茶色、真っ黒の場合は要注意です。また、いつもよりにおいが強い場合も、胃腸の調子が悪いサインが考えられます。
  3. 回数
    健康な便であれば、1回ですべて出し切ります。少量の便を何回もする場合や、散歩中に何度も立ち止まる場合は、便がやわらかく残便感があるからです。排便するのに時間がかかったり、排便しないのに何度もしゃがむ場合は、便が硬く、こちらも残便感があるからです。基本的な回数の目安は、食事回数と同じまたは、プラス1回程度です。

毎日の便をチェックし、愛犬の健康状態を把握することも、飼い主さんの大切な役割です。

便の質や量は毎日の食事内容で大きく変化

あるメーカーでは、自社のドッグフードを食べさせると、しっかりと固まった少量の便になるとアピールしています。それはなぜでしょう?
実はドッグフードの中に、便を固めるための成分(添加物)を添加し、硬く少量の便になるようにしているからです。飼い主さんが片付けるときに、不快な思いをすることがないようにと配慮しているという話もあります。

その様なことをしなくても、基本的に良質な原材料を使用し、犬が消化を苦手とする穀類(主にトウモロコシなど)の使用を、最低限に抑えたドッグフードであれば、しっかりと素材の栄養分を消化吸収するため、便も自然と少なくなります。また、添加物をほぼ使用していないドッグフードであれば、胃腸の負担も少なく、腸内環境が整うため臭いも軽減します。

大切な愛犬が健康な日々を送るために、日ごろから私たち飼い主にできることは「安心して食べられる食事」を用意してあげることです。

無添加で良質な原材料を使用したドッグフードを、毎日の食事にすることにより、栄養素をバランスよく摂取できます。そうすることで腸内環境が整い、免疫力が高まり自然治癒力も高まっていきます。そのためにも、日々の食事であるドッグフードは慎重に選ぶことが大切です。

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