PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

無添加ドッグフードVS手作りごはん 犬にとって良いのはどっち?

 

 

犬の手作りごはん専用のレシピ本やウェブページが沢山でてきている昨今、無添加ドッグフードと手作りごはん、どちらが愛犬にとって良いのか悩まれる飼い主さんも少なくありません。
また、ドッグフードだけ、1日1食だけ手作り、全て手作りなどライフスタイルに合わせてさまざまなご家庭があるようです。

 

 

栄養バランス・安全性

手作りごはんの場合、よほど犬の栄養学をしっかりと勉強しない限り、栄養バランス的にみると、ドッグフードにはかないません。栄養の偏りが原因で体調不良になることも考えられます。
犬は人と比べて寿命が短い分、私たち人間よりも6倍も速く代謝し、細胞が入れ換わります。毎日のわずかな栄養の欠乏や過剰が、積み重なることで、愛犬の健康を損なうケースがあります。
しかし、材料や製造過程がはっきりしない市販のものでは、健康に対する安全性に不安が残るのも事実です。では、信頼できるドッグフードだったらどうでしょうか?
新鮮な食材を使用し、愛犬の健康を害するような添加物を使用せず、原材料からこだわっている国産の無添加ドッグフードなら、安心して愛犬に与えられますね。もちろん、犬の生涯の健康を考えて作られているので、栄養バランスも万全です。犬の体に必要な栄養素が十分含まれており、有害な品目は含まれていません。

 

 

手間・時間・費用

手作りごはんの場合、愛犬に合わせた栄養を計算し、献立を立てる、安心安全な材料の調達、そして調理…と、ドッグフードに比べ、何倍もの時間と手間がかかります。
また、食材の産地などにこだわればコストも高くなります。無添加ドッグフードは、正しい保存と消費期限を守りさえすれば、袋や容器から出して与えるだけで手軽です。

 

 

 

便による健康管理

犬のうんちは人間の便以上に、その時の体調や健康を物語ってくれます。
さまざまな食材を使う手作りごはんは、何を食べたかにより、便の質が変わりやすく一定の便ではありません。ドッグフードの場合は、毎回同じものを食べているので、うんちの変化から体調の異常を見つけやすくなります。

 

 

お口の健康

ドライフードに比べ、柔らかい手作りごはんは、歯垢がつきやすくなり、歯石が溜まると、口臭や歯槽膿漏の原因になってしまいます。もちろん、いずれの場合も歯磨きは必要ですが、歯垢がつきにくい方が、歯磨きにかける時間も減り、同時に愛犬の負担も減ります。

 

 

公園で楽しそうに笑っている犬

旅行先でも同じ食事を

愛犬との旅行は楽しいもので、一緒に泊まれる宿も増えてきました。大好きな飼い主さんと一緒ではあるけれど、自分のなれている匂いから移動をして、環境が変わり、食事の内容までも変わってしまったら…、それは愛犬にとってストレスになるかもしれません。しかし、旅先で手作りごはんは難しいですよね。
そんな時でもドッグフード持参なら、いつもと同じ食事を与えることができます。
旅先で体調を崩すわんちゃんもしばしば見られます。環境変化によるストレスが原因となるケースが殆どではありますが、いつもと同じドッグフードであれば、食事以外の原因を探り、特定しやすくなります。
また、一緒に行けずペットホテルに預ける場合や、何かの病気で動物病院へ入院しなくてはいけない時も同じです。飼い主さんと離れ、違う環境に置かれるのですから、愛犬はそれだけで相当なストレスを感じます。せめて、食事だけはいつもと同じものにしてあげたいものです。いつもと違う食事を出されても食べることができず、預けている間は、食事をしない子もいます。そうならないように、いつもの食事はドッグフードがおすすめです。

 

 

災害時には

いつ起こるかわからない自然災害。避難所などで生活することになったら、いつもと同じ手作りごはんを与えることは、至難の業となってしまうでしょう。しかし、手作りごはんになれていると、ドッグフードは食べないというケースが殆どです。

 

ドッグフードを食べてくれたとしても、いつもの食事とは違うものなので、環境の変化に加えて、いつもと違う食事では愛犬のストレスは相当なものとなってしまいます。
災害時は私たち人間も恐怖や不安を覚え、愛犬はそれを敏感に感じ取っています。
少なくとも食事だけはいつもと変わらぬものを与えられるように「愛犬用緊急持ち出し袋」を作り、普段から食べなれたドッグフードを入れて、準備しておきましょう。

但し、いざ持ち出したときに賞味期限切れになっていないよう、使わない間も時々チェックを忘れずに。

 

 

どっちが良いの?

ドッグフードが正しい、手作りごはんが正しい、どれが愛犬のためなのか…。
犬の食事に関しては、さまざまな考え方があります。ドッグフードの安全性に疑問を抱き、手作りごはんに移行した飼い主さんも多く見られます。しかし、ドッグフードもさまざまです。
国産の無添加ドッグフードなら、安心して与えられるのではないでしょうか。

どれが正しいかではなく、食事作りにかけられる時間と労力、経済状況、愛犬のライフステージや健康状態など、いろいろなことを考慮に入れて、飼い主さんにも、大切な愛犬にも、無理なく続けられ、楽しめる範囲で選択していくことが一番です。
愛犬が健康を害することなく、健やかに生涯を送れるよう見守れるのは、飼い主さんだけです。毎日の食事は愛犬の健康を大きく左右します。そして、愛犬に合った食事を選ぶのは飼い主さんの役目です。愛犬のことを一番理解している飼い主さんがしっかり見極めて選択してあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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