PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ
ドッグフードには、犬のサイズ別に売られているドッグフードが沢山ありますが、分ける必然性や基準はどこに置かれているのでしょうか? 一般的に小型犬のほうが大型犬に比べて代謝が激しいので、小型犬用は大型犬用よりカロリーが高めに作られています。また、粒の大きさが違う場合が殆どです。
小型犬用ドッグフードの場合、少ない食事で必要なエネルギーを確保するためにも、消化がよく吸収性に優れた、高カロリーになっていることが多くあります。小型犬は体重1kgに対して90~100kcalは必要だと言われています。また、大型犬用ドッグフードのカロリーは、小型犬用、中型犬用サイズのドッグフードより比較的、カロリーは低めに作られています。大型犬は体重1kgに対して約50kcalが必要だと言われています。
ではやはり、小型犬用フードを大型犬には与えないほうが良いのでしょうか? これには、ドッグフードを作っているメーカーがどれだけ犬のことを思い製造開発に真摯に取り組んでいるか・・・という所にかかってきます。犬に必要な成分は小型犬も大型犬も違いはありません。質の良いドッグフードであれば、給餌量を調節することで、前述のカロリーのことは解決できます。
また、粒の大きさも犬により、好みは様々です。もちろん、小型犬の小さい口には小粒タイプの方が食べやすいかもしれませんが、中には小型犬でも大きな粒をガリガリ噛んで、その感覚を好み楽しむ犬もいれば、大型犬でも丸呑みを好む犬、味わって食べる犬など千差万別です。
ホームセンターやスーパーで見かける小型犬用のドッグフードを選ぶのであれば、やはりそれぞれ犬のサイズに合わせたドッグフードを与えるのが良いでしょう。もし、大型犬に小型犬用を与えるならカロリーから分量を計算して与えます。
しかし、愛犬の毎日の食事に大切なのは、ドッグフードの原材料の安心性、安全性です。素材そのものにこだわりを持って犬の健康を真剣に考えているメーカーでは小型犬用、大型犬用などの区別がない場合が殆どです。愛犬に今もこれからも、健康でいてもらいたい…それを基準にドッグフード選びをすれば、良質なドッグフードに行き当たることでしょう。そして、良質なドッグフードを選べば、小型犬から大型犬まで犬種を問わずに与えられます。