PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

犬の口臭・悪臭便の原因とは…

 

愛犬を抱っこした時、顔を近づけた時、口臭がきついな・・・と感じたことはありませんか?
うちの子だけ?ではありません。いまや日本の犬の半数以上は口臭トラブルを抱えています。また、トイレシーツでウンチをしたとき、留守中にサークルの中でウンチをしたとき、強い臭いが気になりませんか? 部屋の換気をしたり、ペット用の消臭剤を試した方も多いことでしょう。

 

実は、口臭も便臭も体質ではなく、生活習慣病の場合がほとんどです。愛犬に長生きしてもらうためには、歯の健康、胃腸の健康がとても大切です。改善の近道は食生活です。病気になりにくい体質へ食事で体質改善! まずは、今食べているドッグフードを見直してみませんか?

 

 

大好物が犬の口臭の原因

カリカリのドッグフードだけでは、食が進まなくて・・・と缶詰をトッピング。もうシニア犬だから・・・と食事は缶詰だけ。健康のために手作り食で…と、大切な家族のためにと、毎日大好物を用意したり、レシピを考えたりすることも楽しい時間です。でも食欲が安定していること、栄養バランスが整っていること…の前に、犬の健康を保つ上で、大切なことがあるのを忘れてはいませんか?

 

虫歯のない健康な歯を持つポメラニアンの成犬

 

それは「歯」の健康です。犬も歯周病になり歯垢がつき、虫歯になります。虫歯が悪化した場合、どのようになるか・・・頬の肉が菌に感染し、ひどい痛みで食事もできないまでになってしまいます。わんちゃんの虫歯には、人間の様な治療による歯の温存法はないので、すべて抜歯での処置になります。若いうちに抜歯をすることで固いものを食べる事が出来ず、顎の筋力も低下してしまいます。犬の歯を健康に保つには、カリカリのドッグフードは欠かせない存在なのです。

 

犬にも歯磨きを

よかれと思っていたはずなのに・・・どうしてこのようなことになってしまうのでしょうか。
それは、犬もなんらかの形で「歯磨き」をしなければならないからです。犬にも歯磨きと聞くと驚かれる方もいることでしょう。10年ほど前までは、犬に歯磨きをする必要はなかったのですから、驚かれても当然です。最近の犬は弱くなった、過保護に暮らしているから・・・ではありません。ドッグフードもおやつも日々新しい商品が店頭に並びます。缶詰は嗜好性を追求し、フードは風味が強くなり、半生タイプもいくつも販売されています。おやつは柔らかい食感タイプの方が売れ行きは好調ですから、やわらかく風味の強いものが中心になってきています。このような食の変化が、犬の歯のトラブルに繋がり、予防策として「歯磨き」が推奨されているのです。

 

ですが、実際に毎日歯磨きが出来るでしょうか? 朝ごはんの後に2~3分。夜ご飯の後にも2~3分…。犬を抱きかかえ、準備をして歯を磨く…。中には嫌がって逃げてしまう子、暴れて抵抗する子もいるでしょう。忙しい毎日の中で犬の「歯磨き」を続けるのは、とても難しい話です。

愛犬のオーラルケアの基本はやっぱり歯磨き 記事はこちら

 

大人しく歯磨きをしてもらうジャックラッセルテリア

ドッグフードには歯磨き効果が!

ドライのドッグフードには実は歯磨き効果があります。ドライフードを与える大きなメリットの一つと言えるでしょう。
毎日の食事で硬いドッグフードを噛むときに、歯がドッグフードに食い込み、歯の表面に付着した歯垢がそぎ取られ、除去されるのです。ですから、ドッグフードを選ぶときには素材だけではなく粒の形状、ドッグフードの粒サイズにも注目し、犬の歯よりもやや大き目サイズの粒を選ぶとよいでしょう。小さすぎる粒では噛まずに呑み込んでしまい、歯磨き効果が望めません。

 

気になる便臭の原因もドッグフードかも?

うんちは健康のバロメーターです。ツンと鼻をつく強い臭い、驚くほどに臭いウンチをすることがあったら胃腸からのSOSのサインです。ドッグフードに含まれている穀類や添加物の中には、犬が本来消化を苦手とするものもたくさんあります。未消化のままでは胃腸に負担がかかり、バクテリアの繁殖を引き起こし、下痢や嘔吐の原因になることも…。結果、驚くほどの便臭に…。健康のためにも、胃腸の調子を整えておくことはとても大切なので、毎日の食事は安心安全なドッグフードを選ぶようにしましょう。
良質なドライフードは歯を健康に保ち、効率的に栄養を摂取でき、胃腸への負担も少ない素晴らしい食事だといえます。自己管理ではなかなか難しい栄養バランスも整っていますから、ぜひドッグフードを有効に活用し、健康に長生きを目指しましょう。

 

 

 

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