PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

春は換毛期 愛犬に効率的なブラッシングを!

 

暖かい季節になると、愛犬の抜け毛の量が増え、困り果ててしまうという声が多々あります。
この時期の抜け毛は、全身の被毛が生え変わるので、いつもの数倍もの抜け毛量があります。何度ブラッシングをしても、抜け毛が気になる場合は、ブラッシング方法を見直してみましょう。

 

 

送風しながらのブラッシングで根本からスッキリ!

何度ブラッシングをしても抜け毛が減らない、ブラシをかけた直後にまた抜け毛が目立つという場合、ブラッシングの方法を見直してみましょう。

 

春・秋の換毛期のブラッシングは、被毛の流れを整え、汚れや絡まりを取り除くだけのものではありません。

 

被毛の根本、地肌付近まで、しっかりとブラシの先端を行き届かせ、抜け毛や、抜けかけている被毛をすべて取り除く必要があります。

この根本までのブラッシングが出来ていないと、何度ブラシをかけても、抜け毛が減らないというループに陥ってしまいます。

 

もちろん犬種にもよりますが、換毛期におすすめのブラシは

・ピンブラシ

・スリッカーブラシ

です。

 

ピンブラシは、ブラシの先端が長く、被毛の奥まで届きます。ブラシ本体にクッションがついているので愛犬の地肌への衝撃も少なく、何度も念入りにブラシをかけたい時にもおすすめです。

スリッカーブラシは、細かいピンが被毛の隙間に行き届くので、細かい被毛、綿毛まですっきりと、取り除くことが出来ます。

 

ブラシをかける時は、愛犬の被毛を手でかき分け、地肌が見える状態を作り、全身にブラシを行き届かせます。

 

ただ毛量が多い、被毛が長い場合、背中や胸、首回りなどは、なかなか地肌を確認しながらのブラッシングが難しいものです。

そのような場合は、家庭用ドライヤーを冷風、送風に設定し、被毛の生えている向きに逆らうように風を送りながらブラッシングをしましょう。

 

風の威力で自然と被毛の根本、地肌が見え、抜けかけの被毛をすっきりと取り除くことが出来ます。

ただ、風を当てながらのブラッシングは抜けが舞い飛び、むずがゆさを感じるので、ブラッシングスプレーを使用し、被毛を湿らせた状態で行うとスムーズに終えることが出来ます。

 

 

短毛種はラバーブラシでゴシゴシブラッシング

春・秋の換毛期は、短毛種、スムースコートの犬にも訪れます。一見抜け毛が少なそうに見え、気にならないのでは? と思われがちですが、実は、短くとがった抜け毛が、家族の洋服やタオル、カーペットに突き刺さり、なかなか掃除が大変です。

 

このような被毛の犬種を飼っている場合、ブラッシングも出来ずどう対処したらいいのかと迷うでしょう。

短毛種向けには、ラバーブラシがおすすめです。ラバーブラシとは、ゴム製のタワシのようなブラシです。手のひらに軽く収まる程度のサイズ感で、しっかりとつかみ、ゴシゴシとこするように使います。

 

ラバーブラシを使用しても痛みはなく、犬の中にはマッサージ気分で大喜びという事もあります。

 

このラバーブラシで、気になる抜け毛をすっきりと取り除くには、ブラシを被毛が生える向きとは逆に、逆流させるよう滑らせます。この向きでブラッシングすることによって、短い被毛が起き上がり、すっきりと抜け毛を取り除くことが出来ます。

 

ラバーブラシを嫌がる場合や、犬が小柄で市販のブラシではサイズが合わない場合は、キッチン用のゴム手袋でも代用が出来ます。

 

短毛種の場合、抜けた被毛が飛散し、掃除が大変という事もあります。そのような場合は、自宅の浴室でラバーブラシをかけ、そのままシャンプーし、すすぎ流すとすっきりと掃除も済ませることが出来ます。

 

 

柴犬の抜け毛は見た目の2倍量

柴犬のように、寒さに強い体を持っている犬種は、被毛が2層になっています。表面に見えている長くとがった硬い被毛と、その奥にある綿毛状の密集した被毛です。

この綿毛状の被毛は、春になるとすべて抜け落ち、秋に再度生え揃います。そのため、春の抜け毛量は外見から見えている量の倍量抜けることになります。

 

ブラッシングをしても、なかなかすっきりとしない、抜け毛が減らないという場合は、この綿毛状の被毛がとり切れていないことが原因です。綿毛状の被毛を取り除くには、スリッカーブラシがおすすめです。

 

なかでも、ピンが十分に長い物を選びます。スリッカーブラシには、ソフトとハードの種類があります。抜け毛を取り除くには、皮膚を傷つけてしまわないように、クッション性のあるソフトタイプを購入しましょう。

 

 

春の換毛期にスッキリで暑さ対策を

春の換毛期の抜け毛を、いかに丁寧に取り除いておくかで、その後に迎える暑い時期に、負担が大きく軽減されます。

 

犬は汗をかかない動物です。そのため、体感気温をいかに下げるかが重要です。犬の体感気温を下げるためには、被毛の隙間、地肌に風を通すことが効果的です。換毛期に、取り除き忘れてしまった抜け毛が体に残ったままでは、エアコンや扇風機で風を送っても、十分にいきわたらず、暑さから解放されません。

 

これから迎える梅雨時期や暑い季節を、少しでも快適に過ごせるように、換毛期のブラッシングは丁寧に行ってあげましょう。

 

また毎日の食事に気を配り、栄養バランスの整った無添加ドッグフードで、日頃から体調を整え、免疫力を付けて、これから迎える梅雨時期や暑い夏を乗り切りましょう。

 

 

 

 

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