PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

愛犬に合ったドッグフードの食器(フードボウル)選び

 

適切なドッグフードの食器、フードボウルを選ぼう!

犬用の食器コーナーを見ていると、様々な材質や形のものが並んでいて、目移りしてしまいます。材質によってはアレルギーを引き起こしてしまったり、形状によっては、その犬種では食べづらかったり…。まずは、犬種、体質に合った材質や形状を選ぶことが大切です。わんちゃん目線でドッグフードの食器、フードボウルを選んでみましょう。

 

 

フードボウルの材質

愛犬の体質で合わない材質もあります。合わない材質を選ぶとアレルギーを引き起こします。材質にアレルギーがある愛犬は、当然ですがアレルギーが出ない材質を選んであげましょう。

 

ステンレス製

・メリット
傷がつきにくく頑丈なので、愛犬がかじって破壊してしまうことなく、長く使えます。汚れも落としやすく衛生的です。
・デメリット
落下などで変形したり、傷がついた場合はそこから錆が出てくることがあります。稀に金属アレルギーを持つ子は口周りにアレルギー症状が見られることがあります。

 

プラスチック製

・メリット

カラーやデザインが豊富です。軽くて、落下などで割れることもあまりありません。

・デメリット

傷がつきやすく、傷がつくと汚れが落としにくいので、雑菌が繁殖して不衛生になりがちです。噛む力が強いわんちゃんがフードボウルを噛むと、すぐに破壊してしまいます。耐久性はあまり望めません。アレルギー体質のわんちゃんは接触性アレルギーを起こす場合もあります。

 

陶器製

・メリット

プラスチック製のようにカラーやデザインが豊富です。さらにステンレス製同様に傷がつきにくく、汚れも落としやすいので衛生的に扱えます。犬がかじって破損してしまうことも、さほどありません。重さがあり安定感があります。

・デメリット

落下により割れてしまう危険があります。大型犬のように力の強いわんちゃんは多少の重さのある食器でも持ち上げてしまうことがあるので注意が必要です。

 

木製

数は少ないですが、木で作られた食器もあります。ナチュラルでおしゃれな雰囲気が魅力ですが、プラスチック製同様のデメリットがあります。

 

 

 

浅いフードボウルでドッグフードを食べている短鼻犬種のブルドッグ

フードボウルの形状と犬種

材質と同様に形状にも注目してみましょう。平皿のような浅いタイプ、深いタイプ、すそ広がりの富士山型、食器の底面の平らなもの、すこし傾斜のついた丸みがかったものなど様々です。

 

食器の深さ

基本的に、ダックスのようにマズルの長い犬種には深めの食器、フレンチブルドッグやパグ、シーズーのようにマズルの短い犬種には浅めの食器が向いています。マズルの短い犬種には底面も傾斜があってドッグフードが一箇所に溜まりやすいものや、少し縁があって舌でドッグフードを押さえやすいものが良いでしょう。

 

食器の形や機能

勢いよく食べる愛犬や、舌で食器を舐めてぐいぐいと押してしまう愛犬には、裏面に滑り止めが付いているものや富士山型のものにしてあげると、ひっくり返してドッグフードを散らかしてしまうことも避けられます。食器の動き防止には、食器を台で固定できるものもあります。体高のある犬には台で高さを調節してあげると体に負担が掛からず、食べやすくなります。

 

ハウンド系やスパニエル系の耳の長い犬種は、食器に耳が入ってしまう場合があるので、上部の直径が狭く、深めで富士山型の食器が向いています。勢いよく食べた後、早食いが原因ですぐに吐き戻してしまう愛犬には、食器の中に凹凸があり、一気に食べられないような仕組みになっているものもおすすめです。

 

食器の大きさ

サイズも大小様々あります。小さい食器に山盛りにすると、こぼしてしまいます。大きすぎても食器に手を突っ込んでしまうことになり食べ辛いことでしょう。愛犬の体の大きさ、食べる量に合わせて食器のサイズも決めましょう

 

ドッグフード選びと同様に食器選びも重要なポイント

食が細くて心配していた愛犬も食器を変えることで、モリモリと食べてくれるようになる場合もあります。フードボウルを変えるだけでドッグフードや食のお悩みが解決することもあります。あなたの愛犬は、どんな食器でドッグフードを食べていますか?
まずは、愛犬に向いている食器、フードボウルを知り、そして飼い主さんにとっての使い勝手の良さや好みの色や柄を取り入れて選ぶと良いでしょう。これを機に是非フードボウルの見直しをしてみてください。

 

 

 

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