PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

意外と大切な愛犬の肥満度チェック

 

愛犬の肥満は万病のもと

「肥満は万病のもと」と言われます。それは、肥満により血液や神経、ホルモンなどに障害が起こりやすくなるためです。そして、肥満が様々な病気を引き起こすリスクを高める原因になるという点では、人間と愛犬との間で違いはありません。

 

特に犬の場合は、食事や運動などの生活習慣を自らコントロールすることはできず、飼い主に大きく依存しています。そのため、愛犬が元気で健康な毎日を送れるかどうかは、飼い主さんの飼い方ひとつにかかっているのです。これを機会に愛犬の肥満度チェックをしっかりマスターして、愛犬の肥満対策を万全にしておきましょう。

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愛犬の肥満度をチェックする方法

まずシンプルに体重を量るという方法があります。器具としては人間同様に体重計を使いますが、動物病院やトリミングサロンに行った際に犬用の体重計ではかるという方法がひとつです。また、ご家庭で体重をチェックする場合には、そのまま人間用の体重計に乗せて体重をはかれば良いのですが、もし、ジッとしていないようなら抱っこするなどして一緒に体重計に乗り、計った体重からご自分の体重を差し引けば愛犬の体重を知ることも出来ます。

 

犬種別適正体重について

体重から肥満かどうかを判断する場合、前提として愛犬の適正体重を知っておくと便利です。体重だけでなく愛犬の犬種標準(スタンダード)を知っておくことはさまざまな分野で役立ちますので知っておくことが大切です。もちろん同じ犬種であっても犬によって個体差がありますので、ひとつの目安として参考にしましょう。

 

 

体の太さをメジャーで測られているフレンチブルドッグの子犬

 

 

体型や肉付きから肥満度をチェックする方法

犬の体型にも当然、個体差があります。骨格や筋肉量などの違いから、同じ体重でも、ある犬種は肥満でもう一方の犬種はそうでないという違いは、体重からだけでは判断できません。そこで、犬の肥満度をはかるもうひとつの判断基準として、ボディ・コンディション・スコア(BCS)というものが取り入れられるようになりました。BCSとは、もともと乳牛の発育具合を確認するために使われていた基準でしたが、それが今では犬の肥満度をはかる目安として活用されています。BCSでは、犬の体を実際に見て触れて、その体型や肉付きから肥満度を全5段階に分けて判断します。そして、判断のポイントとなるのは「肋骨(あばらぼね)」と「腰のくびれ」です。まず、BCSでは体脂肪率によって、犬を次のような5段階に分けて評価します。

 

犬のボディコンディションスコアBCS

 

この判定法では、上の表のうち理想体重を超えたBCS4以上は肥満と判定されることになります。さらに、BCSでは体脂肪率の目安に加えて、それぞれの区分ごとに視認あるいは触ることで体型を評価するための基準を設けています。その基準としては以下のようなものがあります。(先ほどお伝えしたようにポイントは肋骨と腰のくびれの状態です。)

 

BCS1(やせすぎ)

BCS1は体脂肪が非常に少ない状態です。そのため、肋骨や腰まわりの骨が浮き出て見え、直接犬の体に触れるまでもなく、やせすぎだと判断することができます。また、触ってみると、皮下脂肪がとても薄く、ごつごつと骨の感触があります。そして上からみると、砂時計のような腰のくびれと背骨のラインがはっきりと確認できます。

 

BCS2(やせぎみ)

BCS2に分類される犬は、肋骨がうっすらと浮き出ており、手で触ると骨の感触が確認できます。上から見ると、腰のくびれが確認でき、横から見てもウェストが細くなっているのがわかります。また、犬によっては栄養不足から毛ヅヤがすぐれない場合もあります。

 

BCS3(理想体重)

BCS3は犬にとって理想の体型だとされています。程よい皮下脂肪と弾力のある筋肉を兼ね備えており、肋骨や背骨は浮き出ていませんが、触ると容易に確認できる状態です。上から見るとウェストはゆるやかにくびれた状態で、横から見ても引き締まったウェストが確認できます。

 

BCS4(太りぎみ)

BCS4は太りぎみの状態です。厚い皮下脂肪に覆われているため、肋骨は見た目では分からず、また、手で触ってみても骨の感触は確認することができません。少し力を入れてなでることで何とか骨の感触を確かめられる程度です。上から見ると、かろうじてくびれを確認できますが、ほとんどずん胴型に近い体型をしており、横からみてもウェストは締りがなくかなり緩やかに見えます。

 

BCS5(太りすぎ)

BCS5と判定される犬は、皮下脂肪が非常に厚く、太りすぎの状態にあります。肋骨は完全に脂肪の層に覆われ、また、手で触っても確認することが出来ません。上から見ると腰のくびれは皆無で、むしろ外側へとゆるやかに膨らんでいて樽のような体型が見て取れます。また、横から見ると足の短い犬ではお腹が床につきそうなほどに出ているのが分かります。日常生活に支障をきたすレベルにあるため、すぐにでもダイエットをしなけれればなりません。

 

犬の体を触って確認する様子

終わりに

体重や体脂肪という客観的なデータに加え、BCSのような目で見て触って確認できる方法を合わせて取り入れることによって、より正確に愛犬の体の状態を知ることができます。はじめにもお伝えしたとおり、「肥満は万病のもと」です。愛犬の健康のためにも、ぜひ、これを機会に愛犬の肥満度をチェックしてみてください。

 

 

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