PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

無添加ドッグフードの保存方法

 

乾燥した状態のドッグフードを正しく保存しましょう

ドッグフードの購入サイクルは、家庭ごとに非常にバラつきがあるようです。1か月で食べきる分量ずつ購入する、大袋で大量に購入し3か月、半年と長期で分け与える等です。ペットショップでドッグフードの購入時のアドバイスとしては、多くが1か月で食べきる分量を目安に購入を勧められるでしょう。
乾燥した状態のドッグフードですが、栄養や品質保持の面からぜひ正しく保存をしておきましょう。特に保存料などを使用していない無添加のドッグフードはカビ等に注意して保存しましょう。

 

 

ドッグフードの正しい保存方法は

開封後は、密閉できる容器に移し替えましょう。密閉容器も開閉の回数が増えることで、ドッグフードの品質の悪化を招いてしまいますから、開閉回数は最小限にするようにしておきましょう。

 

 

なぜ、ドッグフードを密閉容器に移し替えるのか?

それは、ドッグフードは開封後、酸素に触れることで酸化を起こします。酸化をすることで、栄養成分は破壊されてしまいます。抗酸化成分を含有する素材で作られているドッグフードもありますが、かといって封を開けたままでよいといえるほどではありません。ドッグフード本来の栄養成分をしっかりと接取するためにも、酸化による劣化を予防しましょう。

 

添加物のひとつ酸化防止剤

「酸化防止剤」や「防カビ剤」といった添加物は、ドッグフードの品質劣化を抑えるために使用されていますが、その多くは、発がん性、腎臓や肝臓などの機能障害、アレルギーの原因となる危険性が指摘されています。これらの添加物を使用することによって長期保存が可能となりますが、愛犬の健康を害するようなものが入っているドッグフードは与えたくないので、無添加のドッグフードを選びたいですね。

ドッグフードに含まれる危険な添加物とは? 記事はこちら

 

こんなドッグフードの保管方法も

密閉容器も開封の都度、酸素に触れてしまいますから、一か月分の分量でドッグフードを購入をした場合であっても、食べきる頃にはもう酸化が進んでしまっています。

 

開封したドッグフードを密封された袋に小分けした様子

1日分の分量ごとに小分けする

手のかかる方法ではありますが、ドッグフードを開封した後は、1日分の分量ごとに小分けに袋分けする方法がおすすめです。そうすることで、毎回の給餌量を測る手間が省けるうえに、給餌量をオーバーしてしまい肥満になってしまうことも防ぐことができます。また保管場所の湿気が多い場合、特に夏などには、小分けにしたうえで、冷蔵庫に保管するとより理想的と言えます。密閉容器に小分けにすることで、他の食品への臭い移りも軽減できます。

 

ただし、冷蔵庫で保管する場合は1日分や1食分で小分けした状態で入れるようにしましょう。そうでない場合、冷蔵庫から出したり入れたりを繰り返すと、温度の変化で湿気が発生し、その水分によりドッグフードにカビが生えることがあります。

 

 

無添加ドッグフードの保管場所

~日の当たらない場所で~
たとえ未開封の状態でも、直射日光のあたる場所での保管は避けましょう。直接当たらないまでも窓の側も避けたほうが良いでしょう。温度が上昇するとドッグフードの酸化も進みます。せっかく密閉容器に入れ替えたり、小分けにしていても、これでは効果半減です。ドッグフードは風通しの良い涼しい場所で保管します。

 

~温度、湿度の低い冷暗所で~
無添加ドッグフードは、温度差があまりなく、風通しの良い涼しい場所での常温保管がベストです。冷暗所というと冷蔵庫を思い浮かべる方も少なくありませんが、実は、ドッグフードの冷蔵庫保管はNGなのです。
その理由は温度差によって起こる結露がドッグフードに付くと、それによって湿気てしまい、カビ発生の原因につながります。

 

~開封後は1ヶ月以内に~
酸化や湿気による品質劣化を避けるために、基本的に開封後は1ヶ月以内に食べきれる量のドッグフードを購入するようにするのが理想です。例えば、愛犬が一日に100g食べるとすると、単純計算で1ヶ月に消費するドッグフードの量は約3Kgとなります。

 

毎日与える食事は良いものであっても、きちんと管理しないと病気の原因になってしまいます。無添加ドッグフードの品質を保つために、保管場所や保存方法に気をつけてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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