PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ
「ストックしていると思っていたドッグフードがない!」 「ドッグフードの注文が遅れてしまい到着まで間に合わない・・・」「残量の目算を誤った」 ・・・このような経験はありませんか?
さてさて、困りましたね。コンビニに買いに走り、普段与えていないメーカーのドッグフードを与えるのには抵抗がありますよね。そんなときは、慌てず自宅にある食材を思い浮かべ、それらを活用して手作りフードにしてしまいましょう。
普段、総合栄養食であるドッグフードを食べている犬の場合、突然の手作りフードに大喜び!の子もいれば、胃腸が弱い犬の場合はお腹を壊してしまう可能性もあるので、与える量は少なめに。また、食べ慣れているおやつがあれば、手作りフードにおやつもちょっとプラスして、やはり量は普段より少なめで与えましょう。
量の目安としては、かなり大雑把になりますが、犬の頭(頭蓋骨)の大きさは胃袋と同じ大きさで、1回の食事の適量は犬の頭のサイズと言われています。(ドッグフードの場合は、胃で膨れるので半分~3分の1くらいが適量と言われます)
栄養バランスの面で心配になるかもしれません。しかし、これを毎日続けるのは良くありませんが、ドッグフードが手に入るまでの2~3日分であれば、あまり細かい心配はしなくても大丈夫です。
栄養面より心配な点は、アレルギーです。あなたの愛犬は食物アレルギーを持ってはいませんか? もし、現在判明しているアレルギー食材があれば、その食材だけは除外しましょう。本来肉などにアレルギーがあれば、その食材の栄養分を他の食材で補いますが、これもドッグフードが手に入るまでのことなので、神経質にならなくても問題ありません。
一般的に手作りフードでの食材の割合は、動物性タンパク質(3~5):野菜(3~5):炭水化物(1~3)が理想と言われていますが、アレルギー体質で心配な場合は、茹でた野菜だけの食事でも良いでしょう。
基本は、肉または魚+野菜を水煮にして白米にかけて与えます。出来上がった食事はシンプルなので、砂糖、醤油、塩などを加えたくなりますが、味付けは不要です。肉や魚、野菜の煮汁に食材の味が出ているので、嗅覚の優れた犬にとって、味付けはこれだけで十分です。
野菜などの食材は小さく切ってあげましょう。いつも食べているドッグフード程度の大きさがよいでしょう。私たち人間とは歯の形状が違い、犬には食材を磨り潰す歯がありません。消化の為にも出来るだけ細かくして与えます。
・タンパク質
加熱した骨付き鶏肉は割れた骨が鋭利になって口や喉、消化器官に刺さってしまう危険性があるので避けましょう。牛肉は、よほど新鮮なものであれば生でも問題ありませんが、食中毒の危険性も考え加熱した方が無難です。スーパーで売られているお肉の殆どが、加熱を前提として売られています。
豚肉は新鮮であっても必ず加熱が必要です。また、ハムやソーセージなどの加工食品は塩分や香辛料が多く使われているので、犬には向いていません。
魚類は鯛などの堅い骨には注意が必要です。同じ海のものでも、タコやイカ、エビや貝類は消化に良くないので与えないようにしましょう。豆腐やおからは与えても大丈夫です。
・野菜
キャベツやにんじん、だいこん、はくさい、サツマイモ、カボチャなどの野菜を細かく切って茹でてから与えます。ほうれん草など、あくの強いものは長めに茹でてあく抜きをしてから与えましょう。
人間だと食欲がわいてきそうな香りのニラやニンニクは犬にとっては刺激物になるので避けましょう。たまねぎ、ねぎ類は少量でも死に至る恐れがあるので決して与えないようにします。犬の体重1kgあたり、15~20gのたまねぎで中毒を起こすと言われています。たまねぎのエキスが入ったスープやハンバーグなどもNGです。
・炭水化物
うどんは塩分があるので、白米の代わりに利用するときは、白米よりも少量にしましょう。パンはカロリーが高くなるので、避けた方が良いでしょう。
毎日の食事が手作りごはんの場合は、栄養管理が気になりますが、ドッグフードをきらしてしまった2~3日であれば、考えすぎずにシンプルに「肉又は魚、たまねぎ以外の一般的な野菜」を水煮にして、手作りフードで乗り切りましょう。
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