PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

愛犬がブラッシングを嫌がったらリンス水を試してみよう

 

 

トリミングショップやペットショップ、動物病院で、愛犬の定期的なブラッシングの大切さを説明される事が多くありませんか?

 

でも、実際にブラシを購入したものの、愛犬が嫌がる、逃げる、噛みつく…と、なかなか思うようにブラッシングができないことがあります。

 

そのような時は、簡単にできる「リンス水ブラッシング」を試してみましょう。

 

 

愛犬がブラッシングを嫌がる理由は不快感

愛犬がブラッシングを嫌がる理由は様々ですが、大抵の場合

・被毛が引っ張られる感覚が嫌い
・じっとしている事が苦手
・ブラシが怖い、気になる

などです。中でも、絡まった被毛をブラシで引っ張ることで、痛みや不快感が生じる事が嫌という場合が大半です。

 

この時、嫌がって逃げる愛犬を家族が叱ったり、追いかけたり、押さえつけてブラッシングを続ける事で、ますますブラッシング嫌いが悪化します。

 

犬はとても学習能力が高い動物なので、一旦苦手意識を持った行動は決して忘れません。その上、犬自身が拒絶をし、意思表示をしても家族が聞き入れてくれない場合、噛みつくなどの強硬な姿勢に出て、お互いの関係性が悪化することがあります。

 

このような関係性が出来上がってしまった場合、これ以上の無理強いをせずに、ブラッシングの方法そのものを見直すことから始めましょう。

 

 

 

シャンプー前にリンス水でブラッシングを

今や愛犬を自宅でシャンプーするというご家庭がとても増えています。愛犬自身もシャンプーやお風呂が大好きという声も多々あります。

 

ただ、多くのご家庭ではシャンプー後の被毛の乾燥が中途半端になりがちで、洗う事でかえって皮膚の状態を悪化させてしまっているケースもあります。
この理由は、シャンプー前に十分なブラッシングができていないからです。

 

愛犬のシャンプーをする時は、体をシャワーで濡らす前に、しっかりと被毛の根本からブラッシングをし、毛玉、もつれ、絡まり、抜け毛を取り去っておく必要があります。
この、事前ブラッシングにおすすめの方法が「リンス水」です。

 

リンス水とは、犬用リンスをお湯で数倍に薄めるだけで、簡単に出来上がります。スプレーボトルに入れたり、洗面器に作ってもよいでしょう。

 

愛犬を浴室に連れて行き、リンス水で被毛を十分に湿らせ、粗目のコームで被毛を梳かします。毛玉や絡まりがある部位は、再度リンス水で湿らせたうえで、スリッカーなど、目の細かいブラシで丁寧にほどきます。

 

全身にリンス水をいきわたらせ、コームに抜け毛や絡まりが付かなくなるまで、ブラッシングを行います。

 

この時、大量の抜け毛が生じますが、リンス水で湿っているので、飛び散ることもなく、簡単に片付けることが出来ます。

 

このブラッシングを終えてから、一旦シャワーで軽くリンスを洗い流し、シャンプー、再度のリンスへと進みます。
これまでのようにシャワーで濡らし、シャンプーをするという流れの中にブラッシングを入れるだけで、抜け毛が格段に減少し、ドライヤー時間の大幅な短縮にもつながります。

 

日ごろ、ブラッシングが苦手な愛犬も、浴室という状況を理解すれば無理に暴れ、逃げることも少なくなります。リンス水で被毛を十分に湿らせておくと、スムーズにブラシが通り、皮膚や被毛を引っ張ることがないので、愛犬に痛みや不快感を与える事もなくスムーズに作業がはかどります。

 

汚れがひどい、被毛が長い、毛玉がある場合は、リンスの希釈濃度を濃いめにすると効果的です。

 

 

愛犬の健康管理は、お互いにストレスフリーで

犬との生活は想像以上に手間がかかる、しつけ本通りには愛犬が行動してくれないなど、それぞれの家庭にそれぞれの愛犬に対する悩みがあるものです。

 

大切な事は、家族も犬もお互いがストレスを抱え、お手上げ状態になることの無い様に、上手に解決策を見つけることです。

 

犬をスマートに扱うトリマーもトレーナーも、実は様々な裏技を駆使しているものです。ぜひご家庭でもこのような裏技を上手に活用してみましょう。

 

 

 

 

 

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