PERORIが考えるドッグフードとドッグライフ

ドッグフードとおやつの上手な関係

 

犬用のおやつを上手に活用していますか?

ドッグフードの給餌量はきちんと守っているはずなのに、気が付いたら肥満に・・・。

ダイエットをさせているはずなのに痩せない・・・。

しつけのために、お留守番のご褒美に、おやつはかかせない・・・。

ドッグフードとおやつと健康の関係にお悩みの飼い主さんも多いものです。

 

犬用のおやつは上手に使うことで、健康管理にも、しつけにもとても便利なアイテムです。では、おやつを上手に活用するにはどうすればいいのでしょうか?

 

食事とおやつの上手な関係は?

愛犬へのおやつの給餌量の目安は、1日の食事の総量の10パーセント未満が理想的とされています。つまり、おやつを与える分、ドッグフードの給餌量を減らす必要があります。犬におやつを与えるタイミングは、人間のように10時、15時…と、食事の合間の時間とする必要はありません。本来、犬には満腹中枢がないとされており、常に空腹状態ですからおやつを見ればいつでも大喜びをするものなのです。

 

 

ご褒美が欲しくて飼い主にお手をするフレンチブルドッグの子犬

おやつとご褒美の関係は?

犬におやつをご褒美として与えるためには、「対象となる行為」の直後3秒以内が理想的です。例えば、お座りやお手をしたので、おやつを与える場合には、お座りやお手をした直後3秒以内におやつを与えることで、犬はお座りとおやつを関連づけて理解することができます。ハウスをさせるためにおやつで誘導する際も同様で、ハウスに入って3秒以内におやつを与えることで、犬はハウスをすればいいことがあると関連付けて理解するのです。

 

では、留守番のご褒美としておやつを与える場合、与えるタイミングはいつなのでしょうか?
帰宅直後に玄関で与える?ハウスから出した直後に与える?飼い主の着替え等が済み、ひと段落してから与える?どのタイミングで与えることで、犬はご褒美として理解するのでしょうか?

 

一番、有効なタイミングは、飼い主が帰宅後、一息ついたときでしょう。
外出していた飼い主が帰宅したというだけで犬にとっては十分にうれしいことです。ですから、このタイミングではおやつというご褒美がなくても十分といえます。

 

帰宅後、玄関でおやつをもらう習慣がついてしまうと、ゆくゆくはおやつを催促するために、玄関で無駄に吠えてしまうということにもつながってしまいますので要注意といえます。帰宅後、一息つき、犬を撫でてあげられる余裕ができた時点で、お座りなどをさせてから与えることで、おやつのご褒美効果が有効になるのです。

 

 

たんぱく質も多い肉類を素材とした犬用おやつ

おやつで栄養バランスをとることも1つの方法です

シニア犬になると、一度にたくさんの量の食事をすることよりも、小分けにして複数回で食事をするほうが理想的とされています。そのようなときには、たんぱく質の多いおやつを上手に活用しましょう。特に肉類を素材としたおやつがおすすめです。市販のシニア用ドッグフードはカロリーを抑えるためにも肉類などのたんぱく質を使用していないものも多数あります。ですが、健康を保つ上で良質なたんぱく質は必須となる栄養素です。ですから、おやつでたんぱく質を摂取するのです。シニア犬だからと、低カロリーで肉類を使用していないおやつを選ぶのではなく、いつも食べているドッグフードの成分を確認し、不足している栄養素をおやつで補うと考えていきましょう。

犬に必要な栄養素とは? 記事はこちら

 

 

同様に、ダイエット中だからと一概におやつを控えるのではなく、ダイエットに差支えのないおやつを選べば、犬のストレスの軽減にもつながります。おやつのパッケージにも必ずカロリーや給餌量の目安が記載されていますから、その分の食事量を減らすことで、1日の摂取量を調整します。素材は、カロリーの少ないものを選ぶことも大切です。

 

 

犬におやつを与える必要はないという健康管理の考え方やしつけの手法もありますが、犬とのコミュニケーションをとる上では、おやつはとても有効なアイテムです。犬用のおやつを上手に活用し、健康管理にも役立てていきましょう。また、おやつもドッグフード同様、愛犬の健康を考えて無添加のおやつを選んであげたいものです。

 

 

 

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